妙高市議会 > 2020-03-24 >
03月24日-06号

  • "課長補佐研修"(/)
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  1. 妙高市議会 2020-03-24
    03月24日-06号


    取得元: 妙高市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    令和 2年  3月定例会(第2回)         令和2年第2回妙高市議会定例会会議録(第6日)                     令和2年3月24日(火曜日)                             議事日程 第6号 午後1時00分 開 議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  諸般の報告 第 3  議案第15号 第 4  議案第13号~議案第14号 第 5  議案第16号~議案第19号 第 6  議案第20号~議案第22号 第 7  議案第23号~議案第26号 第 8  議案第2号~議案第11号 第 9  議案第27号 第10  発議第1号~発議第2号本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名                                    日程第 2  諸般の報告                                                 ・監査の結果報告について                                          (定期監査)                                                 環境生活課福祉介護課観光商工課                         日程第 3  議案第15号 妙高市過疎地域自立促進計画の変更について                   日程第 4  議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)                     議案第14号 令和元年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)         日程第 5  議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定について                     議案第17号 妙高市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議定について             議案第18号 妙高市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例議定について               議案第19号 妙高市印鑑条例の一部を改正する条例議定について                日程第 6  議案第20号 妙高市営住宅条例及び妙高市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例議定につい               て                                             議案第21号 妙高市医師養成修学資金貸与基金条例議定について                       議案第22号 妙高市医師養成修学資金貸与条例議定について                   日程第 7  議案第23号 妙高市企業振興奨励条例の一部を改正する条例議定について                   議案第24号 妙高市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議定につい               て                                             議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定について                   議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定について              日程第 8  議案第 2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算                             議案第 3号 令和2年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算                       議案第 4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算                      議案第 5号 令和2年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算                   議案第 6号 令和2年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算                         議案第 7号 令和2年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算                       議案第 8号 令和2年度新潟県妙高市ガス事業会計予算                           議案第 9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算                           議案第10号 令和2年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算                        議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算                  日程第 9  議案第27号 妙高市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について              日程第10  発議第 1号 妙高市議会委員会条例の一部を改正する条例議定について                    発議第 2号 妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について             出席議員(18名)   1 番   渡  部  道  宏   2 番   宮  﨑  淳  一   3 番   八  木  清  美   4 番   丸  山  政  男   5 番   村  越  洋  一   6 番   霜  鳥  榮  之   7 番   佐  藤  栄  一   8 番   関  根  正  明   9 番   宮  澤  一  照  10 番   天  野  京  子  11 番   阿  部  幸  夫  12 番   横  尾  祐  子  13 番   堀  川  義  徳  14 番   髙  田  保  則  15 番   小  嶋  正  彰  16 番   太  田  紀 己 代  17 番   植  木     茂  18 番   岩  﨑  芳  昭欠席議員 なし説明のため出席した者 市     長   入  村     明 副  市  長   西  澤  澄  男 総 務 課 長   平  出     武 企 画 政策課長   葭  原  利  昌 財 務 課 長   平  井  智  子 建 設 課 長   杉  本  和  弘 農 林 課 長   吉  越  哲  也 観 光 商工課長   城  戸  陽  二 環 境 生活課長   岩  澤  正  明 市 民 税務課長   小  嶋  和  善 健 康 保険課長   今  井  一  彦 福 祉 介護課長   岡  田  雅  美 ガス上下水道局長  米  持  和  人 教  育  長   川  上     晃 こども教育課長   松  橋     守 生 涯 学習課長   山  本     毅 妙高高原支所次長  岩  銅  健  治 妙 高 支 所 長   高  橋  正  一職務のため出席した議会事務局の職員 局     長   築  田  和  志 庶 務 係 長   堀  川     誠 主     査   齊  木  直  樹                                                                       午後 1時00分  開 議 ○議長(関根正明) ただいまの出席議員数は18名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行しますので、御了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(関根正明) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、5番 村越洋一議員、6番 霜鳥榮之議員を指名します。 △日程第2 諸般の報告       ・監査の結果報告について        (定期監査)          環境生活課福祉介護課観光商工課 ○議長(関根正明) 日程第2 諸般の報告をします。   監査委員から、環境生活課福祉介護課観光商工課に関する監査結果の報告がありましたので、その写しを配付しました。 △日程第3 議案第15号 妙高市過疎地域自立促進計画の変更について ○議長(関根正明) 日程第3 議案第15号 妙高市過疎地域自立促進計画の変更についてを議題とします。   本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。総務文教委員会八木清美委員長。                   〔3 番  八木清美 登 壇〕 ◆3番(八木清美) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月2日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第15号であります。この審査のため、3月18日午前10時より、委員全員出席、議長臨席の下、説明員として市長、教育長ほか関係課長に出席を求め、審査いたしました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   企画政策課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、築後30年たって、老朽化が著しいという文言を当初計画に入れなかった理由は何かとただしたのに対し、課長より、この計画は5年ごとにつくっている。平成27年度ではそこまで想定できなかったとの答弁がなされました。   委員より、計画期間が2年度末で終わる。滑り込みで上程されている。何年かかけて状況、予算規模を考慮してきたのかとただしたのに対し、課長より、今回変更をお願いした理由は想定できなかったものを県との協議を踏まえ、議決後執行したいとの答弁がなされました。   委員より、過疎債の中身はどうかとただしたのに対し、課長より、事業費の100%に対して充当され、70%が交付税措置があるという優良地方債と言われている。7330万円の過疎債の活用を予定しているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第15号については採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第15号 妙高市過疎地域自立促進計画の変更についてを採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 △日程第4 議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)      議案第14号 令和元年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(関根正明) 日程第4 議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)、議案第14号 令和元年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題とします。   本件に関し、各委員会における審査結果の報告を求めます。最初に、総務文教委員会八木清美委員長。                   〔3 番  八木清美 登 壇〕 ◆3番(八木清美) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月2日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第13号のうち、当委員会所管事項であります。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   関係課長より提案説明を受け、質疑に入りました。市民税務課関係では、委員より、マイナンバーカードについて、市民の反応をどのように捉えているかとただしたのに対し、課長より、交付率は14.1%で、普及が進んでいない。近年は交付申請に多くの人が来られ、徐々に市民にマイナンバーカードの趣旨等の理解がされつつあると感じているとの答弁がなされました。   委員より、関連事務費の補正要因は何かとただしたのに対し、課長より、普及のための国の全体事業費が増加し、地方公共団体情報システム機構に支払う市の負担金が不足すること及び交付事務費は国から財源措置されるが、国が補正対応を行ったことから、市も不足額を増額補正したいものとの答弁がなされました。   委員より、カードを申請される年代はどうかとただしたのに対し、課長より、当初は高齢者が多かったが、現在は世代間の差はないとの答弁がなされました。   委員より、マイナンバーカードが免許証の代わりの身分証明になることを積極的に周知してはどうかとただしたのに対し、課長より、今年度いろいろなイベントで職員がPRを行ってきた。積極的なPRをしていきたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第13号のうち当委員会所管事項については、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) 次に、建設厚生委員会小嶋正彰委員長。                   〔15番  小嶋正彰 登 壇〕 ◆15番(小嶋正彰) 建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月2日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第13号のうち、当委員会所管事項及び議案第14号であります。この審査のため、3月16日午前10時より委員会室において、委員全員出席、説明員として市長ほか関係課長の出席を求め、審査を行いました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみ報告いたします。   まず、議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)のうち、当委員会所管事項について報告いたします。関係課長より提案説明を受け、採決の結果、議案第13号のうち当委員会所管事項は、全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第14号 令和元年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について報告いたします。健康保険課長より提案説明を受け、採決の結果、議案第14号は全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) 次に、産業経済委員会阿部幸夫委員長。                   〔11番  阿部幸夫 登 壇〕 ◆11番(阿部幸夫) 産業経済委員会における付託案件の審査と経過について御報告申し上げます。   去る3月2日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第13号の所管事項であります。この審査のため、3月17日午前10時より委員会室において、委員全員出席、議長臨席の下、説明員として市長ほか関係課長の出席を求め、審査いたしました。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   関係課長より提案説明を受け、審査に入りました。議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)について報告いたします。委員より、県営農業農村整備事業で減額になる地区があるが、理由はどうしてかとただしたのに対して、農林課長より、県の事業間調整の配分見直しと県の補正予算で増減しているとの答弁がなされました。   委員より、来年度どのように予算づけされるのかとただしたのに対し、農林課長より、災害復旧の予算は繰越予算で対応しているとの答弁がされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第13号は採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で産業経済委員会の報告を終わります。
    ○議長(関根正明) これよりただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第13号 令和元年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第10号)、議案第14号 令和元年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括採決します。   本件に対する各委員長報告は可決であります。本件は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第13号及び議案第14号は、原案のとおり可決されました。 △日程第5 議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定について      議案第17号 妙高市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議定について      議案第18号 妙高市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例議定について      議案第19号 妙高市印鑑条例の一部を改正する条例議定について ○議長(関根正明) 日程第5、議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定について、議案第17号 妙高市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第18号 妙高市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第19号 妙高市印鑑条例の一部を改正する条例議定について、以上4件を一括議題とします。本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。総務文教委員会八木清美委員長。                   〔3 番  八木清美 登 壇〕 ◆3番(八木清美) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第16号から議案第19号であります。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定についてであります。総務課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、職員定数が合計41人削減とあるが、職員対応の中では削減をどう進めるのかとただしたのに対し、課長より、数字上は45人の削減となっているが、現在の職員数が332人で、これまでに事務の効率化等で削減が行われてきた。定年延長やフルタイム再任用職員について職員数としてカウントするようになり、一時的に増えることになり、339人を定数としているとの答弁がなされました。   委員より、時間外勤務について、多いところでは観光商工課の218時間となっている。農林課の151時間も建設課から見ると倍である。定数を減らし、残業が増えてはならないが、どうかとただしたのに対し、課長より、将来を見据え、一定の定数を削減する中で残業手当や臨時職員で対応していかなければならない。超過勤務が多くなってきているため、働き方改革やRPAにより職員の負担軽減に努めたいとの答弁がなされました。   委員より、保育園は臨時職員、パート職員が多いが、認識はどうかとただしたのに対し、課長より、保育園の正職員は64人、臨時職員、パート職員も含め、300人以上となっているが、これがよい姿とは認識していない。今年度5人の保育士を採用する中で、人員を増強している。パート職員が多い実態としては、半日勤務の希望や急な休み等に対応できるよう、パート職員が多くなっているとの答弁がなされました。   委員より、事業そのものの総量のスクラップが必要である。新規事業が多く出ているが、スクラップしたものはどのくらいかとただしたのに対し、課長より、平成30年度の時点では、行革の中でスクラップ・アンド・ビルドにより7500万円を削減したとの答弁がなされました。   委員より、少子化、生産年齢人口の減少から厳しくなってくる。事業の見直し、縮小、廃止が必要と思うが、どうかとただしたのに対し、課長より、毎年予算編成に当たってはゼロベースからスタートし、真に必要な事業のみ残す観点で取り組んでいる。今後も同じように取り組みたいとの答弁がなされました。   委員より、サービス残業とならないような管理はどうかとただしたのに対し、課長より、サービス残業はないものと判断している。各管理職には法律的な上限を伝えるとともに、残業が特定の個人に偏らないよう注意喚起しているとの答弁がなされました。   委員より、急激に職員数が減っている。途中退職等もあり、退職者に対する補充が不足している。減ってきた要因の分析はどうかとただしたのに対し、課長より、事務事業の見直し、給食関係では民間委託など、合併による効果を出すことの中で積み上げ、裏づけをもって目標を達成してきたものであるとの答弁がなされました。   委員より、再任用制度の考え方はどうかとただしたのに対し、課長より、再任用制度は再来年以降、定年延長による取扱いがはっきりしてくる。昨年から再任用職員もフルタイム任用としたことで職員数の増要因となった。再任用については保障されているため、希望に沿った形で行いたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第16号については賛成多数で原案のとおり可決されました。   次に、議案第17号 妙高市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議定についてであります。総務課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、宣誓書の中身は一般職員と変わらないのかとただしたのに対し、課長より、宣誓書の中身は地方公務員法で定められており、同じであるとの答弁がなされました。   委員より、改正案の条文に、任免権者は別段の定めをすることができるとあるが、別段の定めとは何かとただしたのに対し、課長より、任用等に関する規定の中で服務の条項を設けて、新たに採用された者は宣誓書に署名、押印し、所属長等に提出しなければならないといったものを定めるものであるとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第17号については、全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第18号 妙高市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例議定についてであります。総務課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、出発時間はどこの場所を出発地としているのかとただしたのに対し、課長より、原則庁舎になるが、駅に着く時間や家を出る時間など配慮した中で判断したいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第18号については全会一致で可決されました。   次に、議案第19号 妙高市印鑑条例の一部を改正する条例議定についてであります。市民税務課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、成年後見人が意思能力を有しないものになっているが、確認はどう行うのかとただしたのに対し、課長より、具体的には心身の故障の状況を個別に審査し、各制度ごとに必要な能力の有無を判断する規定を設ける中で適正化を図りたいとの答弁がなされました。   委員より、15歳未満は保護者の責任となるが、成年になって、その後証明が必要となったときの判断はどうかとただしたのに対し、課長より、国の印鑑登録事務処理要項に基づき対処する。成年被後見人の権利を制限しないよう、適切な処置を図っていくとの答弁がなされました。   委員より、証明をもらうときについても該当すると思うが、どうかとただしたのに対し、課長より、印鑑登録証明事務については、地方自治法に基づく各市町村の自治事務であり、市町村の判断に基づき、条例を根拠に証明書を発行しているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第19号については全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   通告がありますので、順次発言を許可します。                   〔6 番  霜鳥榮之 登 壇〕 ◆6番(霜鳥榮之) 議席番号6番、日本共産党議員団の霜鳥でございます。ただいま議題となっている案件の中で、議案第16号 妙高市職員の定数条例の一部を改正する条例議定については反対であります。よって、日本共産党議員団を代表して、簡潔にその理由を述べます。   職員定数については、5年間の裏づけの下に定数の見直しを図るとして、今回は条例上での376人の定数を45人減の331人にするというものであります。しかも、今後のガス上下水道の経営方針転換も視野に入れたものと言われています。他の自治体とは単純比較はできないにしても、定数を減らした妙高市の職員1人当たりの人口比率では98人。近隣では糸魚川で83人、同じく豪雪山間地を抱えた魚沼市では72人、南魚沼市では52人となっております。計画に基づいた定数削減によって、昨年の台風災害時のような緊急対応では、市全体の人事異動の関係でそれぞれの地域実態が分からないことや現場にたどり着くまでの交通条件等による時間の問題なども含まれ、現場での手が回らないことがあったりもします。今年の1月1日の職員数を見ても、再任用を含めた正規職員328人に対して、臨時職員が71名、パート職員数は単純に人数計算は成り立たないにしても、285人となっています。一方、現場対応では、保育士の不足による対策として保育士確保対策補助金を活用した人材確保も組まれております。   このような中で発表されました人事異動の基本方針では、職員数の減少により短期の業務が集中する場合等は、他課の職員の、ほかの課の職員の応援体制を組み、柔軟に対応するとしています。聞こえはよいですが、これだけ削減して、果たしてそのような余裕はあるのでしょうか。現在でも平均残業時間は84時間で、さらにこの時間も増えることでしょう。全国的に働き方改革といえども、それに逆行し、単純に効率性を追求したのでは時間外勤務が増えたり、臨時職員やパート職員の増となるでしょう。   市民にとって、職員は健康と安心のよりどころであります。職員の減は、市民サービスに大きく影響します。これまでもデスクワークの忙しさに、地域に出ての対応に苦慮している実態ではあります。人件費を削れば交付税の算定が有利になるという国の仕組みに追随するようなやり方では、市民の暮らしを守ることはできません。いかにスマートシティーを目指し、少人数での効率化を目指そうとも、高齢化が進み、経済状況も厳しく、地域集落の存続さえ危ぶまれている昨今、市民サービスの後退は許されるものではありません。   このような立場から、この条例に反対であることを表明して討論といたします。 ○議長(関根正明) 次に、天野京子議員。                   〔10番  天野京子 登 壇〕 ◆10番(天野京子) 議席番号10番、公明党、天野京子です。ただいま議題となっております議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。   本案は、平成23年に条例改正で定めた定数と現時点での職員数に大きな差が生じていることから、改正を行うものであり、現在の職員数332名より多い339名に改正するものとなっており、7名の余裕を持った数であります。これまで業務の合理化や組織改革、民間委託などを進め、市民サービスの低下を招くことなく、効率的な行政運営を推進してきました。その結果が職員数の減少にもつながり、現行の定数と実際の職員数の差を生じさせてきたものです。また、改正後の定数339名は、令和2年度から5年間を計画期間とした第6次定員適正化計画に基づき、職員定数に含まれる再任用職員や今後の公務員定年延長を考慮したものであり、さらに職員の年齢構成の平準化が必要なことから、今後も一定数の採用を行うとしております。今後はさらにAIや5G(ファイブジー)の導入を図りながら、AIが行う業務、職員がやるべき業務を見極め、それらをバランスよく使い分けながら人口減少や財政規模に合った職員数とすることが必要であり、改正後の定数は現状の職員数より多く設定していることから、今後の急激な職員減少につながるものではない数であると考えます。   議案第16号に対し賛成の立場で意見を申し上げましたが、委員会において十分審議が尽くされ、原案どおり可決されたものであります。再度議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第16号から議案第19号を採決します。   議題のうち、まず議案第16号 妙高市職員定数条例の一部を改正する条例議定についてを採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第17号 妙高市職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第18号 妙高市職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第19号 妙高市印鑑条例の一部を改正する条例議定について、以上3件を一括採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第17号から議案第19号は原案のとおり可決されました。 △日程第6 議案第20号 妙高市営住宅条例及び妙高市特定公共賃貸住宅の一部を改正する条例議定について      議案第21号 妙高市医師養成修学資金貸与基金条例議定について      議案第22号 妙高市医師養成修学資金貸与条例議定について ○議長(関根正明) 日程第6、議案第20号 妙高市営住宅条例及び妙高市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例議定について、議案第21号 妙高市医師養成修学資金貸与基金条例議定について、議案第22号 妙高市医師養成修学資金貸与条例議定について、以上3件を一括議題とします。   本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。建設厚生委員会小嶋正彰委員長。                   〔15番  小嶋正彰 登 壇〕 ◆15番(小嶋正彰) 建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月12日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第20号から議案第22号であります。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみ報告いたします。   まず、議案第20号 妙高市営住宅条例及び妙高市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例について報告いたします。建設課長より提案説明を受け、採決の結果、議案第20号は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第21号 妙高市医師養成修学資金貸与基金条例議定について及び議案第22号 妙高市医師養成修学資金貸与条例議定についてを報告いたします。健康保険課長より一括して提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、医師になるためには6年間修学し、その後医師免許を得ることになるが、猶予期間の考えはどのようか、専門医はどのような科の医師でもよいのかとただしたのに対し、課長より、大学を卒業し、医師免許を取得するまでの期間については猶予するが、2年を超えることができないという規定を設けている。市内の医療機関において特に充実する必要がある診療科は、内科、外科、整形外科、小児科、産婦人科としている。現在の開業医の現状から判断したものであるが、状況の変化を見ながら規定を改正したいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第21号、議案第22号は、全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第20号 妙高市営住宅条例及び妙高市特定公共賃貸住宅条例の一部を改正する条例議定について、議案第21号 妙高市医師養成修学資金貸与基金条例議定について、議案第22号 妙高市医師養成修学資金貸与条例議定について、以上3件を一括採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第20号から議案第22号は原案のとおり可決されました。 △日程第7 議案第23号 妙高市企業振興奨励条例の一部を改正する条例議定について      議案第24号 妙高市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議定について      議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定について      議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定について ○議長(関根正明) 日程第7、議案第23号 妙高市企業振興奨励条例の一部を改正する条例議定について、議案第24号妙高市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議定について、議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定について、議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定について、以上4件を一括議題とします。   本件に関し、委員会における審査結果の報告を求めます。産業経済委員会阿部幸夫委員長。                   〔11番  阿部幸夫 登 壇〕 ◆11番(阿部幸夫) 産業経済委員会における付託案件の審査と経過について御報告申し上げます。   去る3月11日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第23号から議案第26号であります。なお、審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、議案第23号 妙高市企業振興奨励条例の一部を改正する条例議定について御報告申し上げます。観光商工課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、今回変更した理由についてはどうかとただしたのに対して、課長より、中小企業の10年間の奨励期間は長く、創設期に厚い支援と10人以上の中小企業を対象に見直しとの答弁がなされました。   委員より、夢をかなえる企業応援補助金は、中小の事業は対象にならないのかとただしたのに対して、課長より、創業と改修等の拡張的なものも対象としているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第23号は採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第24号 妙高市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議定について御報告申し上げます。ガス上下水道局より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、ガス上下水道局で会計年度任用職員は何人かとただしたのに対して、局長より、臨時的任用職員の扱いは2名との答弁がなされました。   委員より、会計年度任用職員にメリットはあるのかとただしたのに対して、局長より、フルタイムとパートタイムに分かれ、フルタイムは改正後には期末手当と時間外勤務手当が支給されるとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第24号は採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定について御報告申し上げます。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、水道料金は激減緩和のため、平均9.8%の値上げとしたいということだが、シミュレーションの結果はあるのかとただしたのに対して、局長より、3年間の原価計算を行い、将来的にはどの程度の料金が必要か試算したとの答弁がなされました。   委員より、コンパクトなまちにして、ランニングコストを下げることも同時にする必要がある。立地適正化計画における都市機能集約地域の中は据置きで、政策誘導も必要ではないかとただしたのに対し、市長より、水を守ることを考えねばならない。時期を後ろに1年先に送った場合、平均改定率が14%程度になる。激減緩和は、早目に手を打っていることを理解していただき、議論していただきたい。料金改定は、景気の状況とは別で、景気対策は別の形で財政措置をしていくとの答弁がなされました。   委員より、減価償却費の年間1億円の試算はどうなっているのかとただしたのに対して、局長より、減価償却費の計算は定額法を使っており、浄水場は25億、30年で年間9000万円の減価償却費が発生するとの答弁がなされました。   委員より、政府から公共料金の据置きの情報や値上げに疑問の声もある。押しとどまる考えはないのかとただしたのに対して、市長より、施行時期を延ばすと付加が必ずついてくる、しばらくとはいつになるのか、タイムリミットはわずかしかないとの答弁がなされました。   委員より、上げるタイミングは市長にお任せしたいとしたのに対して、市長より、判断の基準、時期を任せていただく前提で考えるべきであるとの答弁がなされました。   質疑終了後に委員発議により、議会基本条例第15条に規定する委員間自由討議が行われ、新型コロナウイルスで世界や日本経済も困窮する事態が目の前にある。市民生活や地域経済への影響は、日増しに深刻になっている現状での値上げは非常に厳しい。   1年改定が遅れれば改定率が14%。議会としても、市民の代表として判断が必要である。議員として附帯決議をつける責任も非常に重いが、市民に訴えていくことはもっと重要であり、施行のタイミングは市長の裁量に預け、附帯決議の条件つきとの討議がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第25号は採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   なお、議案第25号については、新型コロナウイルス感染症は世界的に大流行となり、日本も新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正し、緊急事態宣言を可決。全国的かつ急速な蔓延によって市民生活や地域経済への影響が深刻になりつつある現状で、簡易水道料金の改定は市民や企業へさらなる負担となるため、本条例の施行は当面の間延期を求め、施行時期については市長の判断に委ねるを附帯決議として対応を求めました。   次に、議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定について御報告申し上げます。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、将来的には上下水道と統一し、使用量が少ないほうが料金が下がり、大口契約者は上がるとのシミュレーションで、将来的に顧客の使用量も含めた形での今回の値上げかとただしたのに対して、局長より、そのとおりと答弁がなされました。   質疑終了後に委員発議により議会基本条例第15条に規定する委員間自由討議が行われ、新型コロナウイルスで世界や日本も困窮する事態となっている。市民生活や地域経済への影響は、日増しに深刻になっている現状で、値上げは非常に厳しい。附帯決議をつけての責任も非常に重いが、市民に訴えていくことはもっと重要であり、施行のタイミングは市長の裁量に預け、附帯決議の条件つきとの討議がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第26号は採決の結果、全会一致で原案のとおり可決されました。   なお、議案第26号については、新型コロナウイルス感染症は市民生活や地域生活への影響が深刻になりつつある現状で、簡易水道料金の改定は市民や企業等へさらなる負担となるため、本条例の施行は当面の間延期を求め、施行時期については市長の判断に委ねるを附帯決議として対応を求めました。   以上です。 ○議長(関根正明) これよりただいまの委員長報告に対する質疑を行います。   霜鳥榮之議員。 ◆6番(霜鳥榮之) 6番の霜鳥でございます。自席でお願いいたします。   附帯決議はつきましたけども、当面の間としながらいつまでになるか、これも市長に委ねております。今委員報告にもありましたように、新型コロナウイルスの関係等で世界中がパニック状態に陥るような状況でもあります。こんな中で、当面の間というのは、市長に任せているから、いつでもいいという形になるんじゃないかというふうに私は思うんですが、この当面の間というのはどのくらいのことを見越して附帯決議でもって確認されたのでしょうか。お聞きをいたします。 ○議長(関根正明) 産業経済委員会阿部幸夫委員長。 ◆11番(阿部幸夫) 質疑の中で当面の間というのは、今のコロナの状況がある程度鎮静化するということを一つの状況として、市長に判断を求めていくということで一致したというふうに理解しております。 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   通告がありますので、発言を許可します。   丸山政男員。                   〔4 番  丸山政男 登 壇〕 ◆4番(丸山政男) 議席番号4番、日本共産党議員団の丸山政男です。ただいま議題となっております案件の中で、議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部改正条例、議案第26号 妙高市簡易水道事業給水条例の一部改正条例、以上2件の議案に反対です。日本共産党市議団を代表して、その理由を一括して申し上げます。   今日本は、新型コロナウイルスによる世界的な大不況の真っただ中です。市民は、明日への暮らしはどうなるか、大きな不安を抱いています。政府や日銀が国民の不安とかけ離れ、景気は穏やかに拡大とか、回復基調にあるなど繰り返してきた判断の誤りは白日の下にさらけ出されました。そこへ今回の水道料金値上げです。いずれも浄水場などの基幹施設の老朽化による更新を主な理由としておりますが、投資見込額の詳細は十分論議され尽くしているでしょうか。かつての値上げの際には、必要性や可能性も否定された深井戸を掘るなどと投資見込額を故意に膨らませた事例もありました。その上、人口減少や高齢化が進み、給水量の増加見込みのない中で収支改善が必要などとは施策のツケを残った市民に背負わせることにほかなりません。地方公営企業法でも企業として独立採算制を求められています。しかし、その前に市民の暮らしを守るという公営の役割をしっかりと考える必要があります。それが第1の反対理由です。   次に、地方自治法にもあるように、市民の暮らしと健康を守るという福祉の増進を図ることが地方自治体の最も基本となる役割です。2件の議案では、基本料金においては小口径需要家への配慮も若干見られるものの、簡易水道への従来の考え方を根本的に変える口径別料金の導入など、極めて大幅な引上げです。今日リーマンショック以来の経済危機の中で水道料金値上げを提案するとは市政の根本姿勢が疑われます。民衰えて水道残るということになりかねません。これが第2の反対理由です。   加えて、産業経済委員会では附帯決議がつきましたが、何ら法的拘束力はありません。過去に妙高高原駅総合案内所建設で付帯決議がなされました。所管課での地元説明でも何ら影響しないと言い切ったという批判も聞きました。量水器の検針を考慮すれば、冬期間は推定料金対応の地域もあることから、料金改定は降雪期何か月か前になるでしょう。   新型コロナウイルスによって、景気悪化の脱却見通しは全くつきません。産業経済委員会で附帯決議は、全く効果を発揮するものではありません。   私は、公共料金の引上げは全て駄目だとは思っておりません。しかし、昨年来の消費税増税、異常気象災害、とりわけ記録的な少雪による市内経済への打撃、加えて新型コロナウイルスによる出口の見えない健康と経済不安の中で、公共料金の値上げは市民の暮らしとインフラを支えるという最も基本的役割を放棄するものです。今求められているのは、公営や公共の役割を見直し、暮らしを守り、応援する施策です。私は、本条例は撤回し、再検討することを求め、反対討論といたします。 ○議長(関根正明) 次に、村越洋一議員。                   〔5 番  村越洋一 登 壇〕 ◆5番(村越洋一) 議席番号5番、妙高クラブ、村越洋一です。ただいま議題となっております議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定、議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定について、私は賛成の立場から意見を述べさせていただきます。   水道事業と簡易水道事業は、安全で安定した水道水の供給を目的に、利用者が納める水道料金により事業を運営しております。今後は人口減少に伴い、給水収益の減少等により、これまで以上に厳しい事業運営となるとの認識であります。このたびの水道料金の改定は、平成30年度に竣工した市浄水場や令和5年度竣工予定の杉野沢浄水場建設工事に伴う減価償却費などの費用が増加する見込みを考慮しつつ、将来の大幅な料金値上げを避けるために、段階的に値上げを行うものであります。改定後の料金は、3か年の需要予測等により算出しており、持続可能な水道を提供するため、必要な見直しと考えます。   簡易水道は、財政基盤が脆弱なため、一般会計から赤字補填を繰り入れている状況であります。今後浄水場などの施設の老朽化に伴い、さらなる経営の悪化が見込まれる中、適正な負担を求めながら収益を改善するための料金改定と理解しております。   改定後の水道料金は、口径13ミリで月20立方メートルの標準的な利用の場合、県内の水道料金の平均を下回る水準であることや簡易水道料金は高齢者世帯など、小口径で少量使用のお客様の料金は据え置く配慮がされていること、またガス上下水道事業の在り方検討報告にあるように、今後は水道事業の包括委託を計画するなど、経営の効率化による料金値上げの抑制にも努めており、平均9.8%の今回の料金改定はやむを得ないものと考えます。いずれにしましても、市民生活に必要不可欠なライフラインである水道施設の維持と水道水の供給が将来にわたって持続可能となる措置を講じるよう、当局に対しては一層の努力に期待するものであります。1年間料金改定を延ばすと約6000万円の水道料金が収納できなくなり、事業の安定経営に支障が出るため、次の値上げ率が大幅に上がるとの市長答弁にもありましたが、産業経済委員会では現在の社会情勢に配慮し、委員長報告のとおり施行時期に関する附帯決議を行った上で、原案のとおり認定しております。   以上、議案第25号、議案第26号に対して賛成の立場で意見を述べましたが、議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第23号から議案第26号を採決します。   議題のうち、まず議案第25号 妙高市水道事業給水条例の一部を改正する条例議定についてを採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第26号 妙高市簡易水道条例の一部を改正する条例議定についてを採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第23号 妙高市企業振興奨励条例の一部を改正する条例議定について、議案第24号 妙高市企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議定について、以上2件を一括採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第23号から議案第24号は原案のとおり可決されました。 △日程第8 議案第 2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算      議案第 3号 令和2年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算      議案第 4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算      議案第 5号 令和2年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算      議案第 6号 令和2年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算      議案第 7号 令和2年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算      議案第 8号 令和2年度新潟県妙高市ガス事業会計予算      議案第 9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算      議案第10号 令和2年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算      議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算 ○議長(関根正明) 日程第8 議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算、議案第3号 令和2年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算、議案第5号 令和2年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算、議案第6号 令和2年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算、議案第7号 令和2年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算、議案第8号 令和2年度新潟県妙高市ガス事業会計予算、議案第9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算、議案第10号 令和2年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算、議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算、以上10件を一括議題とします。   本件に関し、各委員会における審査結果の報告を求めます。最初に、総務文教委員会八木清美委員長。                   〔3 番  八木清美 登 壇〕 ◆3番(八木清美) 総務文教委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月12日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第2号のうち、当委員会所管事項と議案第7号であります。審査経過の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   関係課長より提案説明を受け、質疑に入りました。まず、議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算のうち、当委員会所管事項であります。まず初めに、総務課関係では、委員より、職員能力開発事業では、人事評価制度について評価する側の能力が課題である。評価する側の研修等は行っているかとただしたのに対し、課長より、評価する側の課長や課長補佐に対し研修を行っているとの答弁がなされました。   委員より、人事評価と併せて自己申告制度は採用しているかとただしたのに対し、課長より、自己申告を基本としているとの答弁がなされました。   委員より、評価制度はよいことである。本人や上司のためにもなる。システムを評価するほうも、されるほうも共有してほしいとの意見が出されました。   委員より、ハラスメント教育についてはどのようかとただしたのに対し、課長より、職員には風通しのよい職場づくりということで、働き方改革の中でも伝えている。また、ハラスメント教育については、課長、課長補佐研修の中で、綱紀粛正や良好なコミュニケーションの確保について今年度初めて実施した。そのほか、年度初めに管理職にハラスメント防止の冊子を配付し、防止について啓発を行っているとの答弁がなされました。   委員より、職員管理事業では、会計年度任用職員の募集や周知はどのように行ってきたのかとただしたのに対し、課長より、9月議会では会計年度任用職員制度について議決後、10月に職員へ周知し、11月から募集を行った。年明け後、採用面接等を行い、現在に至っているとの答弁がなされました。   委員より、広報広聴活動推進事業は、次年度総務課から企画政策課に所管課が移るが、その理由はどのようかとただしたのに対し、課長より、広聴の部分が総務課から企画政策課に移る。広聴機能については、政策形成や政策判断の中枢である企画政策課にあることで市政に反映しやすくなるということから、所管替えをするとの答弁がなされました。   地域のこし協力隊活動推進事業では、委員より、4月から地域共生課が発足するが、職員体制はどうかとただしたのに対し、課長より、地域協働推進係と移住定住推進係となるとの答弁がなされました。   委員より、執務場所はどこかとただしたのに対し、課長より、本庁に集約となる。地域支援員は、地域協働センターに配置するとの答弁がなされました。   委員より、長沢と矢代の協力隊員の人数と任務はどうかとただしたのに対し、課長より、長沢は長沢茶屋の後継ぎとして4月から1人が着任する予定である。矢代は矢代米、山菜などの地域資源を活用した6次産業の販路拡大、農家民泊、教育体験旅行、インバウンドを活用した交流促進を任務として募集中であるとの答弁がなされました。   次に、財務課関係では、委員より、入札制度検討事業について、入札制度検討委員会委員の人数は何人かとただしたのに対し、課長より、入札制度検討委員会は市民委員が4人、副市長、職員3人の合計8人である。予算措置されているのは市民委員分であるとの答弁がなされました。   委員より、検討委員会は年1回かとただしたのに対し、課長より、例年2回程度実施し、予算も2回分を計上しているとの答弁がなされました。   委員より、検討委員会での文書の中に、不正防止に向けた取組については不正防止を強化していきたいものですとある。これは、これを基に新年度に向け、新たな取組等の方針はあるのかとただしたのに対し、課長より、長岡市や燕・弥彦総合事務組合の入札価格の漏えい事件があったことを受け、当市でも防止対策を実施し、強化していかなくてはならないということになった。職員の法令遵守、倫理規程の徹底などについて、全職員へ文書で通知したとの答弁がなされました。   次に、企画政策課関係では、委員より、統合計画評価推進事業では、人口減少問題に関する戦略等の推進について、人口ビジョンの中で原因が挙げられているが、それを踏まえて戦略を進めるということかとただしたのに対し、課長より、社会減、自然減ともに減っている状況である。令和2年度から始まる総合計画においても、社会減と自然減に関する戦略を大別し、社会減に関しては安定した雇用の創出と人材育成、当市への人の流れを生む政策、自然減については結婚、出産、子育てを推進していくとの答弁がなされました。   委員より、新井高校の卒業生の約85%は、進学や市外への就職等により地元に残らない。根本的に考えなくてはならないと思うが、どうかとただしたのに対し、課長より、総合計画策定に当たっての議員との意見交換会での指摘を踏まえ、総合計画の中にも高等教育機関の誘致について研究していくとしたところである。引き続き検討していきたいとの答弁がなされました。   委員より、関係人口創出・拡大事業では、テレワーク研修交流施設の整備について、整備の経過と背景はどのようかとただしたのに対し、課長より、市のテレワーク推進は企業の在宅テレワークというより、ワーケーションを推進するということとしている。ワーケーションは、特定の企業だけでなく、多様な方の利用を見込み、公共施設として整備するとの答弁がなされました。   委員より、地質調査委託料が500万円計上されているが、場所、面積、土地の所有者、場所の選定理由はどのようかとただしたのに対し、課長より、場所は池の平地内のいもり池周辺の市所有の土地を予定している。面積は2500平方メートルである。場所の選定理由は、転地効果がより高く得られるという観点や赤倉などの他の観光地域との回遊性、飲食、宿泊などを勘案したものとの答弁がなされました。   次に、妙高支所関係では、委員より、妙高支所・妙高保健センター大規模改修事業では、新年度基本設計、実施設計となるが、スケジュールはどうかとただしたのに対し、支所長より、補助金の関係では国に申請を行っている。国から内示のあった段階で入札し、その後基本設計、実施設計の順で進めていきたいとの答弁がなされました。   委員より、内示はいつかとただしたのに対し、支所長より、4月末から5月上旬に内示されると聞いているとの答弁がなされました。   委員より、事務所機能の集約とは何かとただしたのに対し、支所長より、1階に妙高市所と社会福祉協議会、2階にガス上下水道局があるが、1階に集約したいとの答弁がなされました。   次に、市民税務課関係では、委員より、人権啓発活動事業について、市における人権課題は何かとただしたのに対し、課長より、少子高齢化、国際化、情報化の進展、児童あるいは高齢者虐待、DV、外国人に対する偏見、インターネットによる人権侵害など新たな人権問題が発生している。これらを含めながら人権意識の高揚に努めるとの答弁がされました。   委員より、令和2年度の全国人権大会はどこで行うのかとただしたのに対し、課長より、新潟県では初の開催で、主催は全国人権教育研究協議会が上越市を主会場に開催する。妙高市は分科会会場となるとの答弁がなされました。   次に、こども教育課関係では、委員より、早期療育施設ひばり園運営事業について、療育を専門とする施設長の配置について、専門の位置づけはどのようかとただしたのに対し、課長より、ひばり園は療育の必要性のある子供たちに対する支援を行っており、学校教育において療育を専門にされてきた方を想定しているとの答弁がなされました。   委員より、認定こども園・保育園運営事業では、今後の園運営の在り方について調査研究をどのように進め、報告していくかとただしたのに対し、課長より、今後の民営化の可能性などについて検討する。担当者と担当係員、園の職員等が近隣市、先進地を視察し状況を把握し、民営化のメリット、デメリット、事業者の保育や教育観、事業者の行っていることが妙高市の保育、教育方針と合致するか、子育て支援に対する考え方など様々な点を検証したい。調査研究を通して、今後の方針等について内部で検証したいとの答弁がなされました。   委員より、民営化が前提というわけではないかとただしたのに対し、課長より、民営化前提ではない。民営化のメリット、デメリット、民営化にするか、しないかを含めての検討になるとの答弁がなされました。   委員より、放課後児童クラブ事業では、長期休業期間における食事支援の取組内容はどのようかとただしたのに対し、課長より、長期休業期間、土曜日、学校行事のための代休日など、1日児童がいるときに、クラブごとに頻度や方法は違うが、年間3から5回程度昼食の提供を行っている。メニューはクラブがそれぞれ考え、旬の食材や野菜を使っているとの答弁がなされました。   委員より、食事支援について、生きるための支援、自立促進のために、子供の力量に合った役割をきちんと与え、一緒に料理を作ってはどうかとただしたのに対し、課長より、そのとおりである。保護者の負担軽減だけでなく、子供たちの自立をする力をつけてあげることを目的に行っており、今後も取り組んでいきたいとの答弁がなされました。   委員より、病児保育室運営事業では、病児保育室利用者数と病後児保育室利用者数はどのようかとただしたのに対し、課長より、病児保育室利用者は、令和元年6月から令和2年2月末で65名、病後児保育室利用者は令和元年4月から令和2年2月末で54名、合計で119名である。これは、今までで最も多い人数であるとの答弁がなされました。   委員より、いじめ・不登校対策推進事業において、スクールロイヤーをどのように配置するかとただしたのに対し、課長より、常勤ではない。いじめが発生した場合など、学校で問題が発生した際に法律的な相談を受けたいとき、いじめの予防教育など、必要に応じ相談できる環境を整える。職員、児童・生徒を具体的に指導してもらうことを想定しており、効果的な雇用体制を検討している。県の教育事務所もスクールロイヤーを配置しており、相互に運用していくとの答弁がなされました。   委員より、いじめ、不登校の防止、解決の取組について、令和2年度どのように展開していくかとただしたのに対し、教育長より、いじめについては法律が変わり、どこの学校でもいじめはあり得るとの感覚の中、職員は一生懸命見て対応している。早期発見、早期対応にかかっている。また、家庭教育がとても大切である。対話ができる環境を子供、保護者とつくってあげることが何より大切である。学校と保護者、学校と生徒だけでなく、いろいろな窓口を設けることことが生徒、保護者にとって大切であるとの答弁がされました。   委員より、平和学習の広島記念式典派遣事業で、昨年は市長がもっと参加すべきだと言っていたが、予算があまり増えていない。今年の対応はどうかとただしたのに対し、課長より、今年度までは各中学校から2名で合計6名の派遣だった。来年度は高原中と妙高中は今年度同様2名だが、新井中については学年のクラス数で5名とし、合わせて9名の派遣を計画しているとの答弁がなされました。   委員より、英語教育支援事業では、市内中学校2年生と新井南小学校の6年生が検定を受けているが、他の小学校との兼ね合いはどのようかとただしたのに対し、課長より、来年度から英語教育が本格実施となるが、新井南小学校については既に英語教育の素地があることから、英語力をはかりたいことから、新井南小学校の6年生を対象としたとの答弁がなされました。   最後に、生涯学習課関係では、委員より、生涯学習推進事業では、まなびの杜の修了者が学んだことを発揮できる機会がないことに少し課題があると思うが、どうかとただしたのに対し、課長より、まなびの杜は3年間を1つのサイクリとして講座展開しているが、3年分のプログラムの修了者にはねうま賞を授与して表彰している。3年間の過程を通じて地域の魅力、妙高市の特性、地域の課題に理解を深めてもらった方には学校や地域での学習活動をサポートする地域活動人材制度の人材バンクに登録してもらい、地域や学校に派遣し、活躍いただいている。また、まなびの杜の講師の補佐役としても活躍いただくこととしているとの答弁がなされました。   委員より、アートステージ妙高推進事業に関して、妙高の芸術の歴史は岡倉天心から始まっており、強調すべきである。今注目されている上越市の小林古径は岡倉天心の門下生である。岡倉天心は、哲学としても国際的に評価されている。岡倉天心を強調して事業を進めてはどうかとただしたのに対し、課長より、四季彩芸術展については会期の前倒しや写真、絵画が見やすいような会場の見直しを検討している。岡倉天心とのつながりや歴史について、来場者に伝わるよう展示を工夫していきたいとの答弁がなされました。   委員より、関山神社周辺文化財総合調査・整備事業においては、関山の旧宝蔵員院庭園の保存、管理はどの団体が行っていくのかとただしたのに対し、課長より、日常的な維持管理等は地元保存会に委託していく。植栽した木の囲いや滝の養生は、市が行っていく必要があると考えているとの答弁がなされました。   委員より、周辺に休憩施設等を造る考えはあるかとただしたのに対し、課長より、関山地区では歴史文化資源を今後どう保存し、地域の活性化に活用していくか、保存活用計画の策定を進めている。ガイドや食の提供などの活動の拠点になる施設の整備について議論している。空き家等の活用も含め、地域との協議を通じ、最終的にどうやっていくか考えていきたいとの答弁がなされました。   委員より、宝蔵院ゆかりの食の商品化について、ターゲットをハイエンド層を狙うなど、そういった視点も入れながら、話題性につながるよう取り組んでほしいとただしたのに対し、課長より、現段階では客層までは絞り込みを行っていないが、宝蔵院庭園や地域の魅力がさらに高まるよう、地元と共に取組を進めたいとの答弁がなされました。   委員より、スポーツタウンづくり推進事業では、体育施設は新型コロナウイルスの感染症対策のため、市からの使用自粛により使用制限がある。市の各種講座などの利用料の減収による影響が大きい。さらに長期化した場合、新年度の運営にも支障があると思う。対策を講じていかなければいけないと思うが、どうかとただしたのに対し、市長より、全国市長会、新潟県市長会では公共施設の閉館、イベントの自粛によるイベントキャンセル等による指定管理所の事業収入の減少、非常勤職員の賃金の補填、キャンセルによる会場使用料の返金について、市町村の負担について国に財政措置を講ずることを緊急要望として動いているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第2号については賛成多数で可決されました。   続きまして、議案第7号 令和2年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算について御報告申し上げます。妙高高原支所次長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、令和2年度に管理会委員の選挙があるが、定数は何人かとただしたのに対し、支所次長より、定数は7人であるとの答弁がなされました。   委員より、選挙日程はどのようかとただしたのに対し、支所次長より12月8日告示、12月13日投票となるとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、議案第7号については採決の結果、全会一致で可決されました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) 次に、建設厚生委員会小嶋正彰委員長。                   〔15番  小嶋正彰 登 壇〕 ◆15番(小嶋正彰) 建設厚生委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月12日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第2号のうち、当委員会所管事項と議案第3号、議案第4号及び議案第6号であります。審査過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算のうち、当委員会所管事項について御報告申し上げます。関係課長より提案説明を受け、質疑に入りました。環境生活課関係では、委員より、交通安全対策事業では60歳より前に免許証を自主返納した方がいるが、支援はどのようかとただしたのに対し、課長より、現在は70歳以上を対象としているが、病気や身体機能の衰え等の理由により70歳よりも前に返納する方がいることから、令和2年4月から対象とするよう計画しているとの答弁がなされました。   委員より、地球環境保全推進事業では、猪野山のソーラー発電所の現状と評価はどのようか、地域エネルギーを生かす考えはほかにあるのか、地熱の利用は地域の温泉との関係も出てくるが、地域との話合いはどのようかとただしたのに対し、課長より、市は太陽光発電や地熱発電及び水力発電などを支援する考えである。猪野山の太陽光発電は、民間が行い、市有地の貸付けを行っており、一般家庭の約300世帯分の年間使用量となっている。地熱発電の調査は、熱源の場所特定するための調査で、旅館等で使用している温泉と地熱利用の熱源は違う場所にあり、地中1.5キロメートルなど、深い場所である。熱源を探しながら事業を進めるが、現在利用している温泉に影響を影響が出ないよう、モニタリング調査や地元関係者と意見交換を行う場を設けていきたいと考えていると答弁がなされました。   委員より、生命地域妙高環境会議事業では、いもり池のスイレン除去の抜本的な対策はどのようかとただしたのに対し、課長より、環境省でスイレンの根、茎の除去、遮光シートを敷く実証実験を平成30年度、令和元年度に行い、よい結果に至っている。令和2年度も遮光シートを拡大し、対症療法的な除去産業と併せて行うとの答弁がなされました。   委員より、新規事業の国立公園妙高アウトドアフェスタの概要はどのようかとただしたのに対し、課長より、国立公園の分離独立から5周年となり、トレッキングなどのイベントを開催し、妙高の魅力発信と自然環境の利用を図っていく。開催日は10月3日、4日、主にトレッキングツアー3コースを設定し、250人程度の参加者を予定している。次年度以降も引き続き実施していきたいとの答弁がなされました。   委員より、地域自然資産法に基づく入域料の本格導入に向けた計画策定の状況、事務費、人件費の扱いはどのようかとただしたのに対し、課長より、入域料検討部会を開催し、検討、協議を進めている。現在計画の最終案をまとめ、3月下旬、パブリックコメントを行う。地域自然資産法では、元からの協力金を一定の形にすることになるが、地域団体がお金を集め、事業を実施するための必要経費はやむを得ないが、ICT機器の活用などにより人件費、事務費を抑える方策を考えたいとの答弁がなされました。   委員より、焼却施設管理運営事業の決算状況、保有財産はどのようかとただしたのに対し、課長より、ごみ袋やごみ直接搬入手数料などを充てているが、手数料だけでは賄えていない。保有財産の価格は算定していないが、建物は償却年数50年で財産的な価値は残っているが、焼却設備は20年が更新の目安であり、現在23年経過したため、大規模改修が必要と判断したとの答弁がなされました。   次に、福祉介護課関係では、委員より、民生委員推薦会では昨年民生委員の改選があったが、なり手が不足し、苦慮されている。民生委員の条件はどのようかとただしたのに対し、課長より、地域から信頼されている方を地域から推薦いただいているが、委員の平均年齢は66.7歳で、若い方は仕事の関係もあるため、引き続きお願いしていきたいと考えているとの答弁がなされました。   委員より、妙高高原ふれあい会館管理事業では、以前会館2階にフィットネス器具があったが、現在はどのようかとただしたのに対し、課長より、フィットネス器具についてはより多くの方から利用してもらうため、市が名香山苑へ移行し、介護予防のための筋力トレーニングに活用している。会館の利用促進に向け、フィットネスに限らず、どんなことができるか今後指定管理者と協議していきたいとの答弁がなされました。   委員より、障がい者日常生活支援事業では、成年後見人を採用している人は何人いるか、制度のニーズはどのようかとただしたのに対し、課長より、障がい者に関しては過去に1人いた。申立て及び後見人の報酬について支援しているが、制度についてまだあまり知られていないと思うので、潜在的なニーズを捉えるため、相談支援専門員や介護関係のケアマネから情報を頂き、的確に対応したいとの答弁がなされました。   委員より、生活困窮者自立支援事業では、支援状況はどのようか、コロナウイルスの感染拡大を受け、就労が厳しい状況だが、さらなる支援はどうかとただしたのに対し、課長より、支援対象者は令和2年1月現在で62人おり、これらの方に面談や電話相談、働き口のあっせん等を行い、12人が就労に結びついている。ハローワークと連携する中で就職あっせん、訓練等の支援をしていきたいとの答弁がなされました。   次に、健康保険課関係では、委員より、地域医療体制確保事業では、人工呼吸器等の導入について、コロナウイルスの感染拡大に対応できるか、遠隔医療の導入が必要と考えるが、どうかとただしたのに対し、課長より、けいなん総合病院、県立妙高病院ともに人工呼吸器を備えている。県から医療機関向けに新型コロナウイルス感染症に関わる設備整備費補助についての依頼があった。遠隔診療については、上越保健所管内では機器等の関係でできない状況にあるが、新型コロナウイルス感染症患者の増加に際しては情報通信機器を用いての診療や処方箋の取扱い等について、県から関係機関へ依頼が出ているとの答弁がなされました。   委員より、けいなん総合病院への支援の主なものはどうか、市民ニーズへの対応についてはどのようかとただしたのに対し、課長より、けいなん総合病院を含め、県厚生連に対し1億3866万2000円補助するが、運営に関わる費用、医療施設等の設備整備、機械の更新などの補助金で、けいなん総合病院側と十分協議をしながら進めているとの答弁がなされました。   委員より、地域医療体制の確保には訪問看護の活用が重要であるが、数は少ない。医師の確保と併せて在宅医療推進の支援はどのようかとただしたのに対し、課長より、けいなん総合病院に対し運営費を補助し、広く在宅看護に使われているが、雪国では患者が病院へ行けないなどの地域事情もあり、訪問看護も大切であるとの答弁がなされました。   委員より、感染症予防対策事業では、新型コロナウイルスの感染に関連して、どこにもマスクがない。備蓄の状況、医療機関や福祉施設へのマスク配付はどのようかとただしたのに対し、課長より、災害備蓄用マスクは約10万枚と聞いている。けいなん総合病院については3月末までにマスクの在庫が危ない状況にあり、1か月分では約5000枚、県立妙高病院は4月の中旬頃までの状況で1か月分は約2600枚が必要となる。スピード感を持って対応したいとの答弁がなされました。   委員より、妊産婦・子供医療助成事業では、子供医療費の負担について、高校卒業まで拡大する考えはどうかとただしたのに対し、課長より、子供医療費の助成は高校生まで一部負担金の無償化を令和元年10月から実施している。これは、県内でもトップクラスであるが、高校卒業までの無償化は中学卒業までの無償化の状況や効果を見極め、判断したいとの答弁がなされました。   委員より、すくすく親子健康づくり事業では、出産サポートタクシー費助成について、出産時の助成2万円は深夜料金や冬期料金を見込んだものか、第1子から出産費用助成を行うべきと考えるが、どうかとただしたのに対し、課長より、助成費用は深夜料金を考慮したものである。市内では出産できる産科医療機関がないことから、経済的な負担軽減もあるが、妊婦の不安を解消し、安全、安心な出産を支援することを目的としたセーフティーネットである。県内で出産費用助成は、新発田市に次いで妙高市が2番目の取組である。第3子以降の出産費用助成の効果を見極めた中で、第1子からの出産費用助成を総合的に判断していきたいとの答弁がなされました。   建設課関係では、委員より、空き家等適正管理事業では、空き家のアスベスト使用について地域の環境を考慮し、調査する考えはあるのかとただしたのに対し、課長より、特定空家の認定は現場での調査も行い、認定している。アスベストの飛散が考えられるものは、所有者に対し適切な処理をするよう申し入れ、助言したいとの答弁がなされました。   委員より、妙高ホテルについて、状況はどのようかとただしたのに対し、課長より、特定空家全体として指導、助言を年に1回行っている。今後も継続した助言、指導を行っていきたい。次の段階は勧告となる。勧告を出し、それが守られないと命令と進み、最終的には代執行につながることから、勧告を出す際はより慎重な取扱いが必要だと考えていると答弁がなされました。   委員より、除雪対策事業では、除雪路線の見直し検討の内容はどのようかとただしたのに対し、課長より、県道などの幹線道路から集落に入るまでに2路線を除雪している箇所や同様に東西に平行して走る同じような性格の道路については、格付も含め、来年度見直しをかけたいとの答弁がなされました。   委員より、関山駅から坂口新田につながる路線が今年から除雪をしなくなった。妙高高原方面からの診療所利用に不便となっているが、どのように考えているかとただしたのに対し、課長より、人家がなく、代替路線があることから、支部長会議で説明し、除雪をしないこととした。来年度は除雪の格付など、全ての路線で見直し作業を行いたい。除雪しなかった路線については、問題あったか整理し、早めの周知に努め、来年度の除雪に結びつけたいとの答弁がなされました。   委員より、妙高ふるさと暮らし応援事業では、ふるさとワーキングホリデーは、仕事をしながら地域の人々と交流や暮らしを体験できるとしているが、地域の仕事の内容はどのようかとただしたのに対し、課長より、目的は都市部の人が一定期間働きながら、地域住民との交流を通じて妙高市で暮らすことの魅力を体感することで、移住に結びつけるものである。例えば農家や旅館、ホテル、酒造業などに2週間程度働いて体験したい方に、宿泊費と交通費の合計1日5000円を上限に補助をするものとの答弁がなされました。   委員より、スマートインター整備事業では、妙高スマートインターチェンジ整備の見込みはどのようかとただしたのに対し、課長より、平成27年度に検討委員会を立ち上げ、必要性があるとの結果で国とNEXCOへ要望した。新井のスマートインターチェンジの24時間化を先行させてはどうかとの指導の下、妙高スマートインターチェンジは見送ってきたが、4車線化になり、交通量の変化状況を来年度にまとめた上で、国やNEXCOと相談していきたいとの答弁がなされました。   委員より、都市計画審議会事業では、新図書館等複合施設整備計画策定業務委託のスケジュールはどうか、市民の意見の反映はどのようかとただしたのに対し、課長より、2月に業者が決まり、概要を整理している。国・県と調整し、最終的には8月にまとめたい。複合施設の内容は、コンサルと共に先進地を参考に取りまとめをする。ある程度計画が決まれば、市民意見も取り入れていきたいとの答弁がなされました。   委員より、名香山風致地区見直し事業では、見直し位置はどの辺か、今行う理由はどうか、どのような見直しをするのかとただしたのに対し、課長より、池の平及び赤倉にかけての国立公園の区域と名香山風致地区が重なっている地区で見直しを行いたい。自然公園法の規制と風致地区の規制が違うが、国立公園に係る法律が優先している。今後池の平や赤倉地域の開発等を考えると、規制は同一としたほうが分かりやすいため、見直しを行いたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第2号のうち当委員会所管事項は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第3号 新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算について報告いたします。健康保険課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、糖尿病性腎症の重症化予防プログラムを昨年から実施しているが、プログラム内容の見直しはされているかとただしたのに対し、課長より、糖尿病性腎症の重症化予防プログラムは、加入時の年齢を74歳以下としており、令和元年度からの対象者は515人、そのうちハイリスク者は67人、指導実施は46人、74.2%の状況である。受診勧奨は90人に対して66人、73.3%の状況である。今後もかかりつけの医師と連携し、進めていきたいとの答弁がなされました。   委員より、ジェネリック医薬品の使用の割合はどのようかとただしたのに対し、課長より、令和元年11月審査分のデータでは80.5%の使用率である。県内20市の中では6番目であるとの答弁がなされました。   委員より、万一妙高市で新型コロナウイルスの感染者が出た場合、疾病手当金の支給が円滑に行われる必要がある。国が特別な財政支援を行うこととなっているが、情報のやり取りはどうか、取扱いを明確にし、周知徹底しなければならないが、その準備はどのようかとただしたのに対し、課長より、自宅療養になった場合の医療手続は、病院と連携したい。抗体検査についても、医療保険の適用になることであり、情報収集しながら適切に対応していきたい。支援金がどのような流れなのか、詳細について保健所等からそういった情報は来ていないが、市民に迷惑がかからないよう対応していきたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたか、採決の結果、議案第3号は全会一致で原案のとおり可決いたしました。   次に、議案第4号 新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算について報告いたします。健康保険課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、国では医療費の負担率を1割から2割へ増やそうとしているが、市としてはどのように考えているかとただしたのに対し、課長より、平成30年以降、国で見直しが検討されている。県広域連合では現状維持に努めるとしている。窓口負担の変更を行うときには十分な周知期間を設け、丁寧な説明を要望しており、高齢者だけが過度な負担とならないよう国に要望していきたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決に当たり反対討論が行われ、採決の結果、議案第4号は賛成多数で原案のとおり可決されました。   次に、議案第6号 新潟県妙高市介護保険特別会計予算について報告いたします。健康保険課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、新型コロナウイルスの関係では、デイ・サービス利用、短期入所の利用者、在宅への振り分けなどの課題が出てくると思われるが、市の対応はどうかとただしたのに対し、課長より、通所系デイ・サービスなどから発症している場合が多く、職員や利用者の熱を測る、手を洗うなど細心の注意を払い、サービスを提供するようにしているが、万が一発症した場合はホームヘルプに切り替える指示もある。現状では厳しい状況にあるが、対応を取っていかざるを得ないとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第6号は全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で建設厚生委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) 次に、産業経済委員会阿部幸夫委員長。                   〔11番  阿部幸夫 登 壇〕 ◆11番(阿部幸夫) 産業経済委員会における付託案件の審査の経過と結果について御報告申し上げます。   去る3月12日の本会議において当委員会に付託されました案件は、議案第2号のうち当委員会所管事項と議案第5号、議案第8号、議案第9号、議案第10号及び議案第11号であります。この審査の過程の詳細は会議録に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算のうち、当委員会所管事項について御報告申し上げます。関係課長より提案説明を受け、質疑に入りました。農林課関係の担い手確保支援事業では、委員より、水田面積のうち、担い手が耕作している面積の割合はどうかとただしたのに対し、課長より、46.5%であるとの答弁がなされました。   農業振興費では、委員より、農家の所得向上や耕作放棄地の対策として園芸作物の栽培に力を入れていると認識しているが、どのようかとただしたのに対し、課長より、水稲と園芸の複合経営にして収益を上げていく農業に変えていかなければならない。園芸チャレンジ教室を行うとの答弁がなされました。   水田農業経営安定対策事業では、委員より、6次産業化に結びつく重点品目生産に対する支援をやめた考えはとただしたのに対し、課長より、30年度をもってやめた。国の産地交付金で生産拡大助成を行っているとの答弁がなされました。   都市と農村交流事業では、委員より、ヴァイオリン製作教室の事業は、都市と農業交付事業ではなく、文化事業に属すべきではないかとただしたのに対し、課長より、ヴァイオリン製作体験教室は10年を区切りに取り組んでいる。8年取り組み、71組87人が参加、あと2年と考え、予算化しているとの答弁がなされました。   6次産業化推進事業では、委員より、加工用ブドウの栽培支援についてどのように取り組んでいくのかとただしたのに対し、課長より、本年度は230キログラムの加工用のブドウの収穫があった。来年度は3トンを見込んでいるとの答弁がなされました。   環境保全型農業直接支払い事業では、委員より、第1期の5年間の成果についてはどのようかとただしたのに対し、課長より、取組面積が18.5ヘクタール増え、91.6ヘクタールになり、徐々に対策の必要性が農家に浸透してきているとの答弁がなされました。   地域活性化維持管理事業では、委員より、四季彩館みょうこうの指定管理者はどのようかとただしたのに対し、課長より、四季彩館みょうこうは、大きなエントランス部分とトイレがある。収益を生まないスペースの管理と収益施設納付金を頂くもので、くびき野情報館を参考に積算したものであるとの答弁がなされました。   森林多面的機能発揮対策事業では、委員より、農林所得者の意向調査に向けた地権者を把握しているのかとただしたのに対し、課長より、意向調査を行い、森林の整備に着手するものであり、そのための境界候補図を作って、水上地区から話合いに入るよう準備を進めていくとの答弁がなされました。   農林課雑収入の生産物直売所施設納付金については、委員より、生産直売施設の納付金予定額はどうかとただしたのに対し、課長より、612万6000円の内訳は、トマトが35万4000円、四季彩館ひだなんとみょうこうを合わせて577万2000円を見込んでいるとの答弁がなされました。   観光商工課関係の就労支援事業では、委員より、ふるさと就職支援資金貸し付けの対象は、大卒、高卒の共通という認識でよいのかとただしたのに対し、課長より、共通認識であるとの答弁がなされました。   地域経済活性化事業では、あらいまつりは昨年と同様の形態で実施するつもりかとただしたのに対し、課長より、あらいまつり実行委員会組織をつくり、実行委員会のイベントの開催形態は同じであるとの答弁がなされました。   観光地域づくり推進事業では、委員より、観光地域づくり推進事業のほとんどが妙高ツーリズムマネジメントの助成金。マーケティング事業や総合パンフレットの全面改正は補助金の中で行うのかとただしたのに対し、課長より、妙高ツーリズムマネジメント自主事業は、補助金ではなく、自らの財源でやる事業。その他の事業が市の補助金事業であるとの答弁がなされました。   友好都市交流事業では、委員より、スイス、グリンデルワルト訪問団の受入れについてどのようかとただしたのに対し、課長より、妙高市はツェルマット、安曇野市とグリンデルワルトと交流しており、4つの有効でWアルプス会があった。妙高高原の観光の関係で観光友好都市協定を結んでいた。今でもツェルマットに行く中学生は、グリンデルワルトに行ってからツェルマットに行っており、交流は続いている。今回グリンデルワルトから妙高市に訪問したいとのことであるとの答弁がなされました。   観光施設整備事業では、委員より、艸原祭の予算が大幅に減額となった理由はとただしたのに対し、課長より、補助金交付規則では、原則2分の1以内が本来の補助金の在り方だと認識している。例年は3分の2以内の補助金となっていたものを2分の1に見直しを行うことでお願いをしてきたとの答弁がなされました。   道の駅あらい推進事業では、委員より、平成30年と31年は、市民や道路利用者の一時避難所としての道の駅あらいの拡充整備に向けた用地購入と造成工事に取り組み、令和2年に防災拠点の機能の充実をとなっているが、一時避難所が防災拠点かとただしたのに対し、課長より、一時避難所とは災害による指定避難所として指定されており、従来から防災計画上の物資の拠点としての位置づけとしているとの答弁がなされました。   次に、議案第5号 令和2年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算について報告いたします。観光商工課長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、調整池は、どの程度の頻度で管理しているのかとただしたのに対し、課長より、年3回の草刈り、洪水調整池は年2回実施しているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第5号は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第8号 令和2年度新潟県妙高市ガス事業会計予算について報告いたします。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、ガス上下水道事業について報道やホームページで公開されたが、問合せや令和2年度以降の予定はどのようかとただしたのに対して、局長より、県庁や県内のガス水道局、下水道担当から数件の問合せがあった。令和2年度はプロポーザル方式で民間事業者を募集し、優先交渉権を決定し、協議、令和3年度には新会社を設立、経済産業大臣の認可取得が必要となり、令和4年度からガス上下水道事業の開始をしたい。専門業者に委託し、早めに取り組んでいきたいとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第8号は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算について報告いたします。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、和田地区で2か所、300万の予算計上かとただしたのに対し、局長より、そのとおりとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第9号は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第10号 令和2年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算について報告いたします。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、建設改良費の設計委託手数料の7800万円は、専門的な技術業者に限られると思うが、何者の指名競争入札となるのかとただしたのに対して、局長より、指名競争入札で専門業者が決まるとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたか、採決の結果、議案第10号は全会一致で原案のとおり可決されました。   次に、議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算について報告いたします。ガス上下水道局長より提案説明を受け、質疑に入りました。委員より、南部地区の水道施設の老朽化が著しいと。今後の施設の更新はどのようかとただしたのに対し、局長より、施設は40年から50年経過しており、老朽化が進んでいる。令和3年度に水原、泉の更新工事を計画、令和4年から6年にかけ、新井、南、長沢、平丸の更新を計画しているとの答弁がなされました。   以上、審査の主なものを申し上げましたが、採決の結果、議案第11号は全会一致で原案のとおり可決されました。   以上で産業経済委員会の報告を終わります。 ○議長(関根正明) 議事整理のため午後3時15分まで休憩します。                   午後 3時03分  休 憩                   午後 3時15分  開 議 ○議長(関根正明) 休憩を解いて会議を続けます。   なお、本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長します。   これより先ほどの各委員長報告に対する質疑を行います。   霜鳥榮之議員。 ◆6番(霜鳥榮之) 6番の霜鳥でございます。自席でお願いいたします。   産経委員長にお伺いいたします。議案第9号と議案第11号の関係でありますけども、先ほどお聞きしたときには附帯決議の中で期限については当分の間いうことでありました。附帯決議はついたんだけども、予算における収入減の対応等については、この当分の間という位置づけの中で、コロナ問題終息が見える頃までというと、どこだか分かりませんけども、それまでの収入減の対応、予算に対する収入減の対応についてはどのような議論があったのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(関根正明) 産業経済委員会阿部幸夫委員長。 ◆11番(阿部幸夫) 特にありませんでした。 ○議長(関根正明) 霜鳥榮之議員。 ◆6番(霜鳥榮之) 条例だけ附帯決議つけてね、予算のほうでは予算執行そのものを、いつまでなんだか分かんないんだけども、じゃそういったときに予算の中身についてはそこのところを議論していないというのはちょっと無責任じゃないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(関根正明) 産業経済委員会阿部幸夫委員長。 ◆11番(阿部幸夫) 特にありませんでした。 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。   通告がありますので、順次発言を許可します。   霜鳥榮之議員。                   〔6 番  霜鳥榮之 登 壇〕 ◆6番(霜鳥榮之) 議席番号6番、日本共産党議員団の霜鳥榮之でございます。ただいま議題となっております案件の中で、議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算については反対であります。よって、私は日本共産党議員団を代表いたしまして、その理由を簡略に述べます。   まずは市政運営の関係であります。昨年の消費税増税とともに、気候変動による大きな台風被害があり、市民の多くが不信感を抱いていた拡張道の駅問題もいまだかつて不透明であることや一般常識ではあり得ない指定管理者の双方契約。暖冬少雪による経済不振。そこに追い打ちをかけたのが新型コロナウイルスの問題であります。突然降って湧いたようなことがいつ起きてもおかしくないような社会環境にあります。新型コロナウイルスの関係では、2月12日に日本共産党議員団として緊急要望書を出し、市民への不安解消や正確な情報提供と今回のようにマスクの不足や消毒用のアルコール、ティッシュの類いや介護用品、生理用品等も含めた災害備蓄品の再確認をしながら、いざといったときには放出できるような条件も踏まえた対応の必要性も含めて申し入れてきました。   新型コロナウイルス問題は、ますます社会情勢や市民生活に大きな影響を与えている中で3月議会が行われました。緊急経済対策として前倒しでの補正予算もありましたが、その対策の及ばない職種も多くあり、市内経済はダブルパンチ、トリプルパンチで悲鳴が上がっています。このようなときに社会経済には関係なく、3年越しの計画だからと、先送りはできないからといって水道料金の値上げが提案されました。病院の統合、縮小問題も県の動向見ての動きとしていますが、今回のコロナウイルス対策を含め、地元での緊急対応も視野に入れた取組などとともに、不採算地域と言われる豪雪地帯において、いかに命を守るかの地域医療に対する危機感は伝わってきませんでした。このような市政運営の中に、長期政権のおごりとも言える弊害が見え隠れしています。改めて市民に寄り添った市政運営が求められます。   予算関係では、第3次総合計画をベースに幾つかの大きな課題が提起されています。1つは、国の施策との関係でもありますが、駅を中心とした立地適正化計画や地域公共交通網形成計画も提案されています。立地適正化計画では、まずは統合園。水夢ランドと小学校に挟まれた芝生広場をなくして建設される統合園もいろんな議論がある中で、最良の地として進められ、これからは図書館も新たに建設予定となっています。いずれも市民の声がどれだけ反映されているかが課題であります。パブリックコメントをやったとはいえ、図書館を利用している皆さんも初耳だとのコメントもありました。いかに市からの情報が市民に届いていないかということも改めて認識しなければならないことだと思います。   業務の効率化を目指すコンパクトシティ推進室も立ち上がります。デスクワークの効率化は必要とは思いますが、定数削減による現場対応での市民サービスに影響が出るようなことなどはあってはなりません。   夢を語ることも大事かもしれませんが、今回のように新型コロナウイルスによる被害は、リーマンショックに相当する、それ以上とも言われるほどの世界的な経済状況の中で、いま一度足元をしっかり見詰め直して、不要不急の立場で地方自治法にある自治体の本旨に沿った対応が必要であります。   私たちは、本予算全てに反対をするものではありません。当然市民の要求に基づいた施策も多くあります。中でも私たちの提案から9年も経過したとはいえ、遅まきながらでも、医師養成修学資金貸与制度の創設は大いに評価するものものでもあり、このことを申し添えて反対討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(関根正明) 次に、岩﨑芳昭議員。                   〔18番  岩﨑芳昭 登 壇〕 ◆18番(岩﨑芳昭) 議席番号18番、妙高葵クラブ、岩﨑芳昭です。ただいま議題となっております議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算について、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。   令和2年度予算は、基幹収入である市税の減収及び普通交付税の合併算定替え終了に伴う段階的な縮減など、将来にわたる安定的な財政運営を進める上で、難しい予算編成であったものと推察されます。このような中、多くの方々の声と思いが反映された第3次妙高市総合計画の初年度となる令和2年度予算は、重点プロジェクトや人口問題に関する戦略を中心に、世界共通の持続可能な開発目標、SDGsの理念を取り入れながら、生命地域の創造を実現するため、176億3000万円の予算規模で編成されました。   令和2年度予算は、令和元年12月補正からの一体的な予算とすることで、災害復旧、経済対策に対応した継続的かつ切れ目のない予算として編成されており、災害復旧、経済対策に係る令和元年度からの繰越予算を含めた実質予算における投資的経費は約27億円と、前年度以上の額が確保されています。また、合併特例債や過疎債など交付税算入がある有利な市債の活用を図るとともに、義務的経費を削減するなど安定的な財政基盤の確保に向けた配慮がなされた予算であると評価できます。   政策面について、1つ目の持続可能な行政経営の推進では、都市機能誘導区域内で統合園の建設工事に着手するとともに、新井駅周辺の主要施設を循環するバスの実証運行を行うなど、コンパクトで住みやすいまちの形成に向けた取組が進められます。また、ICTの積極的な活用による市民サービスの向上と市役所業務の効率化、民間の有するノウハウを活用した官民連携を図るなど、これまでにない新しい事業が実施されるなど、将来にわたって持続可能な地域社会の礎を築くためにも積極的に取り組んでいただきたいと思います。   2つ目の暮らしやすく、子育てしやすいまち妙高の推進では、安定した雇用の場の創出や情報通信技術を活用した新しい働き方であるワーケーションを推進する取組を新たに行うなど、移住、定住などの支援制度の充実が図られる予算となっております。また、出産時におけるタクシー費用や第3子以降の出産に対する助成、市内医療機関への勤務などを希望する医学生などへの支援を新たに設けるなど、若い世代に対する支援の充実が図られることから、これからの妙高を担う世代の皆さんが住んでよかった、産んでよかったと思える子育てしやすいまちとなることが期待されています。   3つ目の未来を担う子ども・若者の育成では、幼児期から学校まで継続的で一貫した英語教育が進められるほか、ICTを活用した教育やプログラミング教育などが行われるなど、世界に通用する人材の育成が図られます。今後日本が、そして妙高市がますます発展していくためにも子供たちの国際感覚を養うことは必要であり、地域で活躍できる担い手を育成する取組は必須であると考えます。   4つ目の生涯現役で健康長寿のまちづくりの推進では、人生100年時代を迎え、より多くの方が意欲や能力に応じて活躍できる社会づくりが進められます。安心して利用できる医療体制の確保が図られるとともに、新井南部地域、妙高地域をモデル地域としながら、支援が必要な方を地域全体で支え合う地域共生社会を築く地域運営組織づくりなどが行われます。また、健康長寿講座や介護予防教室の開催なども引き続き開催されることから、健康長寿の延伸と医療費削減につながるものと考えております。   5つ目の地域産業の高付加価値化では、新たな道の駅あらいの誘客促進に向けたオープニングイベントや妙高戸隠連山国立公園の魅力を発信するための国立公園妙高アウトドアフェスタなどが実施されます。また、新たな観光客の獲得を図るため、インバウンド誘客の推進のため、専門員拡充やアジア圏へのプロモーションの強化による誘客促進が進められるなど、妙高市が持つ食、自然、農業、歴史文化などを磨き上げ、地域資源を生かした観光産業、農林業の振興を図るとともに、それを世界に発信することで国内外の交流人口の拡大が大いに期待されるところであります。   6つ目の新たな課題に挑戦し、行動する職員の育成では、先行き不透明な社会経済情勢の中、自主研修グループによるスキルアップへの取組や外部人材や民間企業等の持つノウハウを活用しながら、業務改善や職員の専門性を高める取組が行われるなど、あるべき姿を構想し、多様化、高度化する行政課題にも果敢に挑戦し、行動する職員の育成を期待いたします。   反対討論で、市民に寄り添った市政運営ではないのではないかとの御指摘がありましたが、令和2年度予算では、先ほども申し上げましたとおり出産時や第3子以降の出産に対する助成、住宅屋根の克雪化改修への支援、市内での起業、就業促進する取組、中心市街地での循環バスの実証運行などが新たに実施されます。また、市民の皆さんが安心して地域で住み続けられるよう、地域運営組織による生活支援体制の構築も進められるなど、厳しい財政見通しの中ではありますが、将来の市民生活を見据え、総合計画のスタートとして6つの重点プロジェクトを中心に生命地域の創造をさらに確実なものとする取組が随所に予算化されており、健全財政への配慮や新たな事業へ挑戦するといった市長の思いが強く表れた予算であると高く評価できるものであります。   以上、議案第2号に対し賛成の立場で意見を述べましたが、各委員会において十分審議が尽くされ、原案どおり可決されたものであります。再度議員各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、私の賛成討論といたします。 ○議長(関根正明) 次に、丸山政男議員。                   〔4 番  丸山政男 登 壇〕 ◆4番(丸山政男) 議席番号4番、日本共産党議員団の丸山政男です。私、3点ばかり反対の討論します。   第1としまして、議案第4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算に反対です。日本共産党議員団を代表して、その理由を簡単に申し上げます。   全国的に見れば、所得水準が低いこともあって、新潟県の後期高齢者医療保険料は低いのですが、今日の経済状況や年金引下げ等を考えれば高齢者の生活は困難をきわめています。その上、医療費の窓口負担率の相次ぐ引上げも検討されており、まさしく制度導入当初から批判してきた負担の青天井が現実化しております。   以上、反対討論といたします。   次に、議案第9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算並びに議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算、以上の2件の議案には反対です。日本共産党市議団を代表して、その理由を一括して簡単に申し上げます。   条例に対する反対討論に述べたとおり、暮らしの先行きが見えない中で公共料金値上げの予算は市民生活を一層困難なものにするので、反対いたします。   以上です。 ○議長(関根正明) 次に、宮﨑淳一議員。                   〔2 番  宮﨑淳一 登 壇〕 ◆2番(宮﨑淳一) 議席番号2番、宮﨑淳一でございます。ただいま議題となりました議案第4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算について、私は賛成の立場から意見を述べます。   平成20年度に始まった後期高齢者医療制度は、高齢者人口や被保険者の医療費が増加傾向にあることから、高齢者が安心して医療を受けられるよう、今後の制度運営がますます重要なものになっております。後期高齢者に要する費用の負担割合は、公費が5割、現役世代の保険料からの支援が4割を占め、残りの1割を被保険者の皆様から保険料として御負担を頂くとなっており、社会全体で支え合っていく仕組みとなっております。被保険者の皆様が納める保険料については、2年に1度保険料を見直すこととされており、新潟県後期高齢者医療広域連合では令和2年度及び3年度の保険料率を改定しました。今回の見直しは、国から示された基礎数値と今後の被保険者数や医療給付費の動向を踏まえて試算した結果、財源不足が見込まれるため、やむを得ず保険料の引上げをお願いするものだと考えております。   なお、保険料率が変わっても、現行の全国各広域連合の保険料率と比較しても、均等割額、所得割率は全国で4番目に低い状況であると聞いております。また、制度を創設した際、当面の措置として実施されてきた保険料の軽減特例が段階的に見直される一方で、軽減判定所得基準額を見直し、保険料軽減対象者拡大するなど低所得者にも配慮した措置も講じられている状況であります。   後期高齢者医療制度は、国の社会保障審議会等で様々な見直しが進められておりますが、新潟県後期高齢者医療広域連合では高齢者の負担がこれ以上過重なものにならないよう、あらゆる機会を捉えて国に要望をしていくとのことです。妙高市においても、引き続き高齢者の皆様が安心して医療を受けられるよう、広域連合と連携をより一層密にして、安定的な制度運営により一層の尽力をお願いし、予算案に賛成するものであります。   以上、議案第4号に対して意見を述べましたが、建設厚生委員会では原案のとおり可決されております。議員各位の賛同を賜りますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより議案第2号から議案第11号を採決します。   議題のうち、まず議案第2号 令和2年度新潟県妙高市一般会計予算を採決します。   本件に対する各委員長報告は可決であります。本件は、各委員長報告のとおりに決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第4号 令和2年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第9号 令和2年度新潟県妙高市水道事業会計予算を採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第11号 令和2年度新潟県妙高市簡易水道事業会計予算を採決します。   本件に対する委員長報告は可決であります。本件は、委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員多数です。   よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。   次に、議案第3号 令和2年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計予算、議案第5号 令和2年度新潟県妙高市高柳工場団地開発事業特別会計予算、議案第6号 令和2年度新潟県妙高市介護保険特別会計予算、議案第7号 令和2年度新潟県妙高市杉野沢財産区特別会計予算、議案第8号 令和2年度新潟県妙高市ガス事業会計予算、議案第10号 令和2年度新潟県妙高市公共下水道事業会計予算、以上6件を一括採決します。   本件に対する各委員長報告は可決であります。本件は、各委員長報告のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第3号、議案第5号から議案第8号及び議案第10号は原案のとおり可決されました。 △日程第9 議案第27号 妙高市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について ○議長(関根正明) 日程第9 議案第27号 妙高市固定資産評価審査委員会委員の選任同意についてを議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第27号 妙高市固定資産評価審査委員会委員の選任同意について御説明申し上げます。   妙高市固定資産評価審査委員会委員、和泉昭夫さんは、令和2年3月31日をもって任期満了となることから、引き続き妙高市月岡1丁目1番11号、和泉昭夫さんを委員に選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。   なお、和泉さんは、これまで1期3年にわたり固定資産評価審査委員会委員として御尽力を頂いているとともに、昭和58年から税理士として御活躍されており、税務行政に対し豊富な知識を有しており、適切な職務遂行が期待できるものであります。   以上、議案第27号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(関根正明) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   お諮りします。議案第27号 妙高市固定資産評価審査委員会委員の選任同意については、同意することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議案第27号については同意することに決定しました。 △日程第10 発議第1号 妙高市議会委員会条例の一部を改正する条例議定について       発議第2号 妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について ○議長(関根正明) 日程第10 発議第1号 妙高市議会委員会条例の一部を改正する条例議定について、発議第2号妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について、以上2件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。佐藤栄一議員。                   〔7 番  佐藤栄一 登 壇〕 ◆7番(佐藤栄一) 発議第1号 妙高市議会委員会条例の一部を改正する条例議定について御説明申し上げます。   地域コミュニティの維持、活性化や移住、定住の促進など一体的に取り組むことで住民が主体的となった地域づくりのほか、関係人口を含む人口増加につながる施策を推進するために、地域共生課が4月1日より設置されることから、委員会条例中、常任委員会の総務文教委員会所管の中に地域共生課を加え、改正したいものであります。   また、委員会における出席説明の要求について、副市長を追加したいものであります。   以上、発議第1号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。   次に、発議第2号 妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定について御説明申し上げます。妙高市議会基本条例第7条第2項で、「議会は、市民との情報の共有を推進するとともに、市民参画の機会の充実を図るため、議員で構成する広報広聴委員会を設置する」としており、妙高市議会会議規則の別表で広報広聴委員会の構成を定めています。このたびより開かれた議会を実践し、広報、広聴の充実を図るために、広報広聴委員会の構成とその選出方法について見直しを行いたいものであります。   以上、発議第2号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(関根正明) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて質疑を終わります。   これより討論を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) これにて討論を終わります。   これより発議第1号から発議第2号を採決します。   議題のうち、まず発議第1号 妙高市議会委員会条例の一部を改正する条例議定についてを採決します。   本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員全員です。   よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。   次に、発議第2号 妙高市議会会議規則の一部を改正する規則議定についてを採決します。   本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(関根正明) 着席願います。賛成議員全員です。   よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。   この際お諮りします。議会運営委員長から議会の運営に関する事項、会議規則、委員会の条例等に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中においても調査研究したいとの申出がありました。議会運営委員長の申出のとおり決定することに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(関根正明) 御異議なしと認めます。   よって、議会運営委員長申出のとおり決定いたしました。   以上で本日の日程は全て終了いたしました。   これをもちまして、令和2年第2回妙高市議会定例会を閉会いたします。   どうも御苦労さまでした。                   午後 3時51分  閉 会...